●あずまさん
	F-4E アメリカ空軍アクロバットチーム 「サンダーバーズ」 スケール：1/72 メーカー：ハセガワ
	☆作者コメント 俺がやらなきゃ、だれがやる（笑） 正直、ファントムでは、このネタしか思いつきませんでした。 工作はいつものように、ほぼストレート。 ディテールアップは、シートベルトの追加とピトー管の金属化。 今回、水平尾翼の破損防止のために、軸を真鍮パイプに交換。 せっかくなので、胴体側にも一回りおおきい真鍮パイプを埋め込み、可動化。 斜め前からのショットと斜め後ろからのショットで水平尾翼の角度が違うのがわかります？ さて、本機の最大の見せ場は、このカラーリング。 空軍型ファントムは機首が意外と複雑な形状をしているため、デカールの使用はあきらめ、 すべて塗装仕上げを決意。 これまでもアクロ機のデカールで苦労した学習効果がようやく出たってところでしょうか。
	デカールを貼るのが難しい形状ということは、当然マスキングも困難です。 したがって、曲線はすべて「フリーハンドの筆塗り」です。 いちおう、鉛筆で輪郭線の下書きはしましたが。 某田中式に極細面相筆でちまちま塗ろうとしましたが、水性塗料では上手くいきません。 しかたないので、いつものように安物の丸筆で一気に描きあげました。 こんな複雑な曲線をフリーハンドで描いたのは初めてでしたが、 思いのほかうまくできたと、自分では満足しています。 翼端の直線は当然マスキングして塗りました。 下面の塗りわけは、赤のラインはマスキングして筆塗り。 内側の濃紺は筆塗りした赤の段差をガイドにして、薄めの塗料を流し込むようにして境界を出しました。 今回は、自分にとって収穫の多い工作でした。 ネタを振ってくださった管理人殿に感謝します。