イギリス空軍 第3（F）飛行隊 カニングスビー基地所属
ピットロード製 1/144スケール
ミニスケールということでお気軽モデリング。簡単に出来ると思っていたら意外と大変でした。特に主翼と胴体の合わせが悪く四苦八苦。パーツがタイトに噛み合うような設計のためか、微妙なバリや整形不良が作業を困難なものにしています。とにかく各部の摺合せや調整が必須。パッと見は最新キットに準じたモールドなどで、出来がよさそうに見えますが、基本的な部分が旧世紀のキットという感じで、どうも今一つです。繊細だと思われたモールドも堀の深さや幅が不安定だったり、やはり詰めが甘いです。
工作面では、ギアカバーやエアブレーキの淵を薄くしたり、テールのセンサーをプラ棒で作り直したりと、チマチマ手を加えています。また薄手の塩ビ板を使いHUDを再現してみました。更にハセガワの偏光シート（グリーン〜マゼンダ）を貼り付けました。見る角度によってHUDが怪しく（笑）光ってカッコ良い！と自己満足。
機首のカナードは着陸時に前のめりに下がっていることが多いので、このような位置で固定しています。この状態でエアブレーキが開いている写真を見たことがないのですが、模型的面白さからエアブレーキを開けた状態で組んでみました。ついでにフラッペロンも切り出して動きを付けようかと思いましたが、パイロンとの干渉など色々処理しなければならない点が多いので止めました。
塗装は何時ものように水性カラーの筆塗仕上げ。スミはコピックとタミヤのスミ入れ塗料（ブラウン）を使ってみました。
やはりアップはきついですね。仕上げの粗さが目立ちます。
