●エントリーNo10 彩雲武士(サイト管理人)
一式宇宙艦上戦闘機 コスモタイガーU
地球防衛軍 宇宙戦艦ヤマト所属機 (2201年?)
バンダイ製 1/100スケール


一式宇宙艦上戦闘機「コスモタイガー2」はアニメ作品「宇宙戦艦ヤマト」に登場した宇宙戦闘機で、ヤマトに搭載された地球防衛軍の主力戦闘機です。作品中では敵航空機の迎撃任務が多いのですが、時には敵戦艦、敵地上基地を撃破するなどの活躍を見せる事もあります。所謂マルチロールファイターなんですね。遠い未来のハイテク戦闘機ですが、旋回機銃やレトロな照準機など、ツッコミどころ満載のデザインですが何となく気に入っています。

バンダイ製のEXモデルを組み立てました。単座型と旋回機銃を搭載した三座型を選んで組み立てる事が出来ます。アニメ設定のイメージを残しつつ、今風のカッコ良い戦闘機に仕上げられています。ガンプラと違い成型色はグレー一色(水色に近い)で、スナップフィットだけでなく一部に接着剤を使用するなど、やや上級者向けといった内容。もっともスケールモデラーにとっては、この程度のキットはむしろ簡単な部類ですね。

工作に関しては全くの素組です。付属のパイロットを乗せて、飛行状態で組んでみました。スタンドもキット付属の物です。意外と苦労したのは、機体中央部のクリアパーツの取り付けでした。内部メカとのクリアランスが乏しく、接着剤が回り込んでクリアパーツを汚してしまいます。内部メカのフチ部分を削り込んで対応した方が良いみたいです。あと苦労したのはパイロットの塗装。何しろ1/100のフィギュアですから。ヘルメットの塗り分けや、戦闘服の矢印マーク(笑)の再現に苦労しました。


機体の塗装はメインのグレーをクレオスの水性カラー「H-307番」。オレンジ部分は「H-14」。その他ノズルやメカ露出部分は「H-76」とタミヤアクリルの「XF-10」を使いました。ノズルなどのメタリック部分は、タミヤのウエザリングマスターを使って仕上げています。キットには武装らしき物として、ミサイルのような物が付属しています。ただし指定の塗装だとミサイルなのかドロップタンクなのか分かりにくいので(劇中でも色んな扱いで分かりにくいのですが)、塗装を変更して爆弾風に仕上げてみました。

コーションデータ類は自衛隊機風で、なかなかカッコ良いですね。これらもキット付属のデカールのみで仕上げました。キットの指定では垂直尾翼に「YAMATO」のロゴが入るのですが、なんとなくイメージに合わないので省略しています。また搭乗員の名前のデカールもありましたが、こちらも省略しました。

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