●エントリーNo10 彩雲武士(管理人)
ボーイング(マクドネルダグラス)F/A18Eスーパーホーネット
アメリカ海軍VFA-105「Gunslingers」(2007年?)
ドラゴン製 1/144スケール

今回も1/144スケールの機体を制作しました。新しいキットですが、微妙にパーツの合わせが悪く、ディテール面でも疑問のある構成です。まあ、ミニスケールなので細かい事を抜きに、雰囲気だけを楽しめば良いのですが。

コクピット内にプライザー製のフィギュアを改造したパイロットを乗せ、コンソールパネル上部にHUDもどきを取り付けています。キットではコンソールパネルカバーの背が高く、HUDの取り付けスペースが無かったので、この部分をカットし新たにプラ板で作り直しました。HUDは実機では2枚のガラスの組み合わせで出来ているのですが、このスケールでは再現が難しい為に0.5mmの透明プラ板を斜めに削りだして、何となくHUDに見えるようにしてみました。機首のバルカン砲口、及び排ガス口のモールドが潰れていた為、ピンバイスで再生しています。キットではキャノピーと機首のラインが合わず、隙間が出来ます。コクピット後部に0.25mmのプラ板を挟み込んで調整しました。主翼は艦上機らしくたたんでみました。キットそのままの状態ではダボが見えて見苦しいので、ここもプラ板などで成型しています。主翼断面には本来折りたたみ機構のヒンジが見えるのですが、今回は省略しています。機首、及び機体背中のアンテナはプラッツ製の旅客機用エッチングパーツを流用しました。

塗装は水性ホビーカラーの308番と307番の筆塗り仕上げ。スミイレはコピックのウォームグレイ。タミヤのウエザリングマスターを使用して汚れなどを軽く施しています。デカールはカルトグラフ製なので発色が良いのですが、尾翼部分のデカールは貼り付けにかなり苦戦しました。足りない部分は塗料でタッチアップしてごまかしています。

デカールの位置が微妙にずれたり、キャノピーの擦り合わせが不十分で段差が出来てしまったり、塗りわけラインが汚かったり・・・酷いところばかりが目立ちます。工作ばかりではなく写真撮影も上手く行かず、不本意な出来になってしまいました。全てにおいて、修行しなおさないといけませんね。(苦笑)

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