●エントリーNo1 ポリンキー△ さん
「海軍十八試艦上戦闘機 A7M1試製烈風」
所属:日本海軍  年代:1945年
ファインモールド製 1/72スケール

毎回参加させてさせてもらってますが、今回はテーマが難しく『今回は辞退かな』と思ってました。が、ふと、過去の作りかけ機体が目にとまりそれが試作機の部類だったので、今回作ってみました。

このキット、パーツの合いに問題があって、主翼と胴体の間にかなりの隙間ができます。それで、隙間をパテ埋めし、修正してたけど途中でモチベーションが無くなり2年間ぐらいずっと放置したままでした。パーツの合い以外のスジ彫りやモールドには特に問題が無いだけに非常に残念です。パテ埋め修正した時にかなり既存のモールドを削ってしまったので、今回は、模型の完成度を高める事はせず、未完成キットを完成させることに集中しました。(というか、自分にはそれくらいのテクしかないのです)

作成に関して用いた資料は、キット付嘱の解説書ですが、一番悩んだのが翼内の機銃の位置でした。キットのモールドと解説書のイラストが違っているのです。それも、解説書の中のイラストによってまちまちなのです。最終的に解説書の試作機概観イラストに合わせました。

海軍試作機は通常 橙黄色なのですが、組み立て説明書に推定塗装図も載ってましたのでペイントは海軍へ配備後の推定色としました。尾翼に入るはずの試作機固有番号は、解説書に『軍に領収されなかったことから無記入』とありましたので、そのとおり無記入としました。

とても手におえないキットでしたが、完成してみるとこの逆ガル翼の機体は、やはり零戦とは違う、とても魅力にあふれる
機体です。完成してよかったなーとつくづく思います。このコンペが無かったら、また数年はお蔵入りだったことでしょう。今回、完成の機会を与えてくれて、本当にありがとうございました。


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