■エントリーNo2 ポリンキー△さん
メッサーシュミット Bf109 G-2
第54戦闘航空団司令 ハンネス・トラウトロフト少佐機(1942年夏・ロシア)
1/48  ハセガワ
■作者コメント
今回の作例は、箱絵にも描かれているJG54 ハンネス・トラウトロフト少佐の乗機としました。この人、57機を撃墜した、いわゆるエースパイロットなんですね。
さて、キットのほうですが、プラパーツについては特に問題になるようなことは有りませんでした。ただし、他の型と共通のパーツを使用しているせいで、G-2にする為の若干の修正をする必要があります。それらは、インストに書かれていますが見落としやすいので注意が必要です。このキットには、自重変形タイヤのレジンパーツが入っていますが、個人的には不要に感じます。(でも、作例にはちゃっかりと使用していますが。)キットの保管状態が悪かったのでしょうか、付属していたデカールは、かなり状態が悪かったです。グリュンヘルツ(緑ハート)は、もうボロボロでした。追加工作としまして、コクピット内にはエッチングパーツのシートベルトを追加し、増槽燃料パイプ・流入視認ガラス管を再現しました。外観での工作としては、翼端灯のクリアーパーツ化とアンテナ支柱とピトー管を真鍮線と真鍮管に変更、増槽の懸吊バンドは0.1mm厚の真鍮板で追加しました。あと、ブレーキパイプも追加しました。

塗装色は、インストに従いました。まず最初にサーフェイサーを吹き、面肌を整え、次に喉もとの所の黄色の発色を考えて、そこだけ白色を下塗りしました。黄色を塗り終えたらマスキングを行い、全体の塗装を行っています。迷彩の境界は、0.4mmほど浮かしてマスキングし、少しボケ味を出しています。デカールが劣化していて、マークソフターを使用したところ、かなりしわしわになってしまい、伸ばそうとしたらボロボロ崩れてきたので、しわしわの状態で乾燥させてからクリアー吹きをしたあと、研ぎ出しを行いました。その後ウェザリングを施して、さらにつや消しのトップコートを行いました。最後に、アンテナ線を0.6号の釣り糸を使って張りました。引き込み部はオミットしました。

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