■エントリーNo21 サイト管理人 彩雲武士
フォッケウルフ Fw190F-8 第2地上襲撃航空団第T飛行隊所属機
(1944〜1945年 ハンガリー)
1/48 タミヤ
■作者コメント
久しぶりの「ヨンパチ」スケールです。というか、ここ数年まともに完成出来た事の無いスケールです。ディテールを加えなければならないと言う脅迫観念から、なかなか完成できないサイズなんですよ。(苦笑)
手持ちの資料が殆ど無いので(実は私はメッサー派)、参考にしたのはキットの説明書と箱絵のみ。これぞ清く正しい模型作りであります。それでも、シートベルトとピトー管、機関銃ぐらいは交換してみようかな、といった感じで、とにかく完成を目指しました。シートベルト、ピトー管はファインモールド製のディテールアップパーツを使用しました。機首の13ミリ機銃はキットの物の銃口部分をピンバイスで開口して使用しています。翼内の20ミリ機銃は銃身を真鍮パイプに交換してみました。他には主翼を薄く見せる為に接合面を鑢掛けして接着し、エルロンやエレベーターを切り離し、着陸時に良く見かけるポジションにしてみました。本来ならパイロットを乗せた状態にしたかったのですが、パイロットの塗装が間に合わずに断念しました。アンテナ線については、フォッケの場合キャノピーが開いても線が弛まないようですが、後期型のキャノピーだと、弛んでしまっている写真を良く見かけます。一応、再現してみましたが、上手く行かない物ですね。
塗装は毎度おなじみの水性ホビーカラーの筆塗り仕上げ。面倒だったのは機体側面のインクスポット迷彩。薄めに溶いた塗料を少しずつ点描するように描いていき、境界線部分はドライブラシの要領で塗料をこすり付けていきます。そのままだと表面が極端に凸凹になりますから、塗料が乾いたら1200〜1500番のペーパーをかけて表面を均します。下地が透けてしまったら、またタッチアップしてやり直しますが表面の平滑さは、あまり気にしなくても良いと思います。なにせ軍用機ですから。汚れやタッチアップによる凸凹なんて当たり前ですもの。スミイレはガンダムマーカーのグレーを使用。排気管などのすす汚れは、タミヤの「ウエザリングマスター」を使用してみました。手軽に汚れが再現できるのでお勧めです。

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