エントリーN09 政府開発援助さん
MINICRAFT製
中島艦上偵察機
彩雲11型
■作者コメント
1/144コンペ参加にあたり、単座戦闘機では若干細部の工作が難しくなることから 大量の在庫(笑)より単発多座機のこの機体を選びました。 かつてはクラウンモデルから発売されていましたが、 現在ではMINICRAFT製のものが流通しております。 このキット、出来の方はお世辞にも良いとはいえません。 シリーズを通してほぼ同様のパーツ割で、 年少者でも簡単に組み立てられずらっと並べることができるというのがコンセプトの様です。 そのようなコンセプトでありながら艦上偵察機というマイナーな機種を ラインナップに加えてしまうクラウンモデルの心意気にいたく感じ入り、製作を決断しました。
彩雲のカウリングはかなり特徴のある形状なのですが、 キットではそれが再現されていないのでこの部分の工作がメインとなります。 また胴体後部〜垂直尾翼が厚過ぎる事、水平尾翼は幅が明らかに足りないことから 大改造に陥ってしまいました。 キャノピーはヒートプレスによる新造、主脚カバーには薄々攻撃を行い、 4mm丸木材から増槽を削り出して装備しています。機銃はジャンクパーツです。 塗装ですが、グンゼの缶スプレーの明灰白色(1)を吹いたところ見事に失敗し、筆塗りです。 上面はラッカー系の濃緑色(中島系)。 カウリング・プロペラ・味方識別帯・コクピット内部・主脚等もラッカー系を筆塗りしています。 ガンダムマーカーでスミ入れ後、つや消しクリアーを吹いてからマーキングしました。 日の丸と機番はパソコンとMDプリンタで自作。 自作デカールが溶けると困るので、デカールのオーバーコートはしていません。
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