エントリーN07 政府開発援助様
ノースアメリカンB25Bミッチェル
「ドゥーリトル隊」
(タミヤ製1/700スケール)
■作者コメント
今回の題目「アメリカン」ですが、 親戚のおじさんの家で1/72日本軍機の完成品をずら〜っと見せられて この道に入った私としてはアメリカは「敵」でありまして、 なかなか感情移入し辛いものがありました。
その中で「敵ながらあっぱれ」なドゥーリトル隊のB25を選んだ次第です。 当初はクラウンの1/144H型(絶版?)を改造する予定で資料も入手しましたが、 職場の研修レポートが思いの外多く、スケールダウンを余儀なくされました。(無念)
サイズがサイズだけに、まず重要なのが素材選び。 少しでも成型状態の良いものをジックリと選別するのが後々良い結果に繋がります。 エンジン後端と機首下面にエポキシパテを盛りました。 全体の凸モールドはそのままにしています。
プロペラと前脚は旧スカイウェーブの月光のものを流用、 主脚はキットの脚柱にコトブキヤのリベットパーツです。 思い切り尻餅を付いてしまうのでインチキパーツも用意しました。 全体に吹いたグンゼサーフェーサー1200の上から 上面色のオリーブドラブ(タミヤエナメルカラー)を筆塗り。 下面はスケールを考慮してサーフェーサーのままとしています。 その他の部品は主にエナメルカラーを塗ってはクリアーで オーバーコートを繰り返しました。(剥落防止の為)
キャノピー部分は黒の油性マジックで塗り分けた上に ガンダムウェザリングマーカーのシルバーをうっすらと重ねました。 デカールは本体価格を遥かに凌駕するピットロードの国籍マークを 「清水の舞台から飛び降りて」奢り、 最後に全体にモデラーズのつや消しクリアを吹いています。
■管理人コメント
1/700というと全長2センチ程度の極小モデル。 そこにディテールを追加するのですから・・・ 良く出来るなあと思います。
実物の数倍の大きさの写真。撮影もだいぶ苦労されているようですね。 キャノピーの色味は、もっと明るい方が良かったのでは?
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