エントリーN09 彩雲武士(サイト管理人)
三菱F2B
(ハセガワ製1/72スケール)

■作者コメント
外見はF16ですが、中身は別物の航空自衛隊ハイテク戦闘機です。

キットは試作機のXF2Bですが、プラッツのデカールを使い 「むりやり」先行量産型にしました。

胴体は上下分割式。上側はコクピット直後で2つに分割されています。 複座、単座を少ない金型で作り分ける為だと思われますが、作る側から見れば 余計な手間が掛かるわけで・・・まあこの辺は飛行機モデルでは当たり前の作りですがね。
水平尾翼は基部にポリキャップが仕込んであり、稼動させる事が可能です。 主翼の取りつけは、他のハセガワ製のキットに比べれば位置決めがし易い方です。 エアインテーク付近は若干合いが悪いです。またランディングギアも 合いが悪く仮組を怠ると後で泣きます。
翼端の静電気放電ロッドを0.2mmの真鍮線に交換しました。 機種のピトー管は0.5mmの真鍮線に0.7mmの真鍮パイプを被せて作りました。 垂直尾翼前縁についているセンサー?は 0.3mmの真鍮線を使いました。
コクピットにはパイロットを乗せました。
フジミ製F14に付属していた物と ハセガワ製グランドクルーセットのもの、更にはハセガワ製F16に付属していた物 を組み合せています。
パイロットは操縦桿をキチンと握るように気を使いました。 後席パイロットは酸素マスクに手をあてたポーズにしました。 ふんぞり返って指示している教官でも良かったかなあ。(笑)
塗装は水性ホビーカラーを使いました。 ブルーの迷彩はH54番ネービーブルーとH56番ミディアムブルーです。 機首はH317番グレーFS36231です。 筋彫り部分にはタミヤエナメルカラーでスミイレをしています。 XF63ジャーマングレーにXF1ブラックを混ぜています。 足回りはXF64レッドブラウンとXF66ライトグレーを混ぜた物で スミイレをしています。
■反省点
仮組調整をしっかりしたつもりでしたが、ランディングギアは歪んでしまいました。 接着固定が甘かったようです。
成型色が白いと言うのは何とも作り辛いものです。ヒケや傷が発見し難く 筋彫りの修正も上手くいきません。 主翼はヒケが目立ちます。しかもモールドのある部分でヒケているので始末が悪い。
一応、処理はしましたけど・・・まだ波打っていますね。(悲)
最大の失敗は塗装。締切間際での水性塗料の使用は自殺行為ですね。 乾かないので作業が、なかなか進まない。

私の作品、実機のF2Bとは微妙にディテールが違うようです。(苦笑)

inserted by FC2 system